目指すは本誌連載！そして新妻エイジ超え！
本誌での連載へ向け、2週間に1本（19ページ）というペースで漫画を仕上げるという
週刊連載の予行練習行を行うサイコー＆シュージンコンビ。
無事に『金未来杯』へのエントリーも決まり着々と本誌デビューが近付いています。
そんなある日、服部さんとの打ち合わせをしに集英社へ向かう途中2人は神保町のカフェで
同じく本誌連載を目指す同志・中井さんを見かけることに。
向かいの席には若い女性の姿もあり、ついに中井さんにも春が来たのかと思いきや…
「去年 ストキンの準キングをとった蒼樹紅（あおきこう）さん
ずっと絵をつける人居なくて僕が描いて金未来杯にって事に」
ただの打ち合わせだったようです。
しかし福田さんだけでなく中井さんまで金未来杯へエントリーされていたとは…
万が一2人揃って本誌デビューが決まったら新妻エイジのアシスタントはどうするんだろう…ｗ
「『この世は金と知恵』………私はいいと思いませんでした
少年誌に載せる内容ではないと思いました 夢がないという意味で」
2人が亜城木夢叶と知ると本音をズバズバと語り始める蒼樹紅。
澄ました顔してズバズバとモノを言うところは好感が持てます。
（にしてもこの子津田久美子（ヒカルの碁）やアイア（ラルΩグラド）に似てるなぁ…）
若い女性と組むことになった中井さんもやる気マンマンのご様子で
「僕は蒼樹さんとのこの作品にマンガ家人生を賭けてる
これで駄目なら一生アシスタントか田舎へ帰る」
と、中井さん自身はデビューすらまだなのにやたら張り切っています。
あまり乗り気でなさそうな蒼樹紅の横で1人熱くなってる中井さんがすごく…キモいです…。
ヤバいよこの人きっと色々勘違いしてるよ絶対。
「残念ながら編集部は福田くんに1番期待してるが負けられないよ」
「えっ 福田さんに1番期待って そうなんですか？」
「37・38号『KIYOSHI騎士（ナイト）』福田真太
39号『疑探偵TRAP』亜城木夢叶
40号『hideout door』蒼樹 紅 中井巧朗
41号『カラフジカル』間界野昂次
1番期待されてる作品が最初に載る」
「載る順番って関係あるんですか？」
「普通に考えてそうだろう 『金未来杯』って銘打ってやるんだ
トップバッターでまず読者の注目を集める
最近では『ぬらりひょんの孫』『べるぜバブ』と最初に載った作品が結果を出してる」
まさか読み切り作品の載る順番にも意味があったとは…
またしてもジャンプの秘密が1つ明らかになりました。
確かに過去の金未来杯で本誌に掲載された順番を見ても1番最初に載った作品の作者は全員
本誌での連載デビューを果たしていますし編集部からより期待されているのは間違いないでしょう。
・過去の金未来杯トップバッター
第1回 04-34号 『プルソウル』（福島鉄平）
→07-14号より『サムライうさぎ』連載開始
第2回 05-36・37号 『ウサギとカメとストライク』（天野洋一）
→06-33号より『OVER TIME』連載開始
第3回 07-35号 『ぬらりひょんの孫』（椎橋寛）
→08-15号より『ぬらりひょんの孫』連載開始
第4回 08-37・38号 『べるぜバブ』（田村隆平）
→09-13号より『べるぜバブ』連載開始
まぁ中井さんが「普通に考えてそうだろう」と言っている通り
編集部がプッシュしている作品が1番最初に来るのは当たり前っちゃ当たり前ですよね…。
というかこんなこと大々的にバラしちゃったら次回以降の金未来杯では
2番目以降に掲載される作品を応援する人も増えちゃうんじゃないかなぁと思ったり。
あ、もしかしてそれが狙いなのかな？
その後も蒼樹紅の直球トークとそれをヨイショする中井さんの話をゲンナリした表情で聞き
カフェを後にするサイコー達。
「にしてもあの2人ヤバくね」
「ああ 強敵だと思う」
「そうじゃなくて中井さんって蒼樹さん好きになってないか？」
「ああ なってるな」
そして第二のしまぶーになるんですねわかります。（えー）
編集部へ到着した2人はさっそく服部さんとの打ち合わせへ。
今週分の原稿にもOKを貰い、次の原稿へ向けた打ち合わせを始めようかとしたその時
服部さんから思いがけないセリフが飛び出します。
「これからは連載に向けての打ち合わせをしよう」
「え？」
「金未来杯にエントリーされたんだから連載に備えよう」
2人のやる気は十分服部さんに伝わったようで2週間ごとに1本仕上げるという
週刊連載の予行練習はこれにて終了となりました。
あとは金未来杯で1番を獲れば連載会議に回してもらえる…
そう思っていたサイコーですが「必ずしも1番じゃなくてもいい」と言い出す服部さん。
「金未来杯のエントリー作が載る『ジャンプ』のアンケートハガキはいつもと違って
そのエントリー作品を ①支持します ②支持しません という項目がある」
「はい 知ってます」
「その支持率とマンガとしての順位 両方を見るんだが
エントリー作は同じ号に載る訳ではないから順位は同じって事も有り得るし
連載作品の出来にも左右される」
連載作品も交えたその号のアンケート順位だけでなく、その作品自体の支持率も考慮した上で
1番優れた作品を決めるという金未来杯。
「その支持率なんですけど 1番最初に載った作品が有利ですよね？
2番目からは前に載った作品と比べて支持するかしないかって考えが働く…」
「！ ………僕はそこまで考えてもみなかったがあるかもしれないな…
そういうところにすぐ頭が回る高木くんはやっぱり原作者の素質がある
探偵物絶対イケるよ ははは」
そこで問題になってくるのはやはり載る順番ではないかとツッコミを入れるシュージンですが
服部さんに上手くかわされてしまいますｗ
そして話は最初に戻り…
「だから絶対に1番でなければ駄目って事ではない
いい結果を出した作品は連載の方向に持っていく
過去の近未来杯でも1番じゃなくても連載になった作品は何本もある
『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』『切法師』『MUDDY』……
『K.O.SEN』等も金未来杯の作品を元にしたものだ」
…ってそれほとんど即ｓ（ｒｙ
「とはいってもやっぱり1番になってほしいよ ははは 1番連載に近くなるのは確かだ
皆 努力はしている しかし君達くらい連載の準備ができている人は他にいないと思う
個人的には『カラフジカル』なんて作品には絶対負けてほしくないしね」
「？ なぜですか？」
「いや ごめん 今のは聞かなかった事にしてくれ 本当に個人的な考えだ」
服部さんの敵視している『カラフジカル』に興味を示すシュージンですが
サイコーが見据える相手は金未来杯のライバル達ではなくあくまでも新妻エイジ只一人。
「1番を獲ります 獲って早く連載して 新妻エイジに追い着きたい」
「新妻くんか…本当に天才だったな…人気も常に上位 コミックスも3巻でもう累計200万部以上…
もうアニメ化のオファーまで来ているみたいだ」
ちょ…3巻で200万部って…1巻当たり約67万部…？
しかも連載開始から1年経たずにアニメ化のオファーって…すごすぎる…。
ライバルの躍進に少なからずショックを受けていたサイコー達へ服部さんからの激が入り
改めて新妻エイジ超えを誓う3人。
「俺 今日心底服部さんが担当してくれて幸せだと思った」というシュージンのセリフの通り
亜城木夢叶が無事に連載デビューするまで…いや、デビュー後も服部さんが担当でいてくれればと
思わずにはいられません。
さて、今回のラストでは金未来杯へエントリーされた漫画家の最後の1人、間界野昂次も登場。
「僕は音楽以外でも自分の世界を表現したいんだ
俳優でも成功 次は映画監督とでも思ったが これだけの絵が描けるんだ 漫画いいじゃないか
いろいろな世界で成功し本当のカリスマになる 君だってそれに乗ったんだろ
『ジャンプ』でもちゃんと発表してくれよ 『カラフジカル』の作者 間界野昂次は
ミュージシャン KOOGYだってね」
何か変な子きちゃったー！
自分の正体をバラせばファンからアンケートを集めるのは簡単だと思っているこの間界野昂次。
服部さんが「個人的には『カラフジカル』なんて作品には絶対負けてほしくないしね」
と言っていた理由が早くもわかりましたｗ
同じ戦場を共にした福田真太、中井巧朗に加えて異色の漫画家・間界野昂次も登場し
ますます目が離せなくなってきた『バクマン。』金未来杯編。
果たして金未来杯の栄冠は誰の手に？
ところで間界野昂次は実在するミュージシャン・馬飼野康二が元ネタになってるみたいですが…
ちゃんと本人の許可は取っているんでしょうか…？ｗ
喜んでる中井さんの顔がリアルに気持ち悪かった。
そして、ちょっとムカついた。
中井さん好きだったのになぁ…。
ド ク ン ッ ！の記事のほうも期待してます。
なかなか才能を開花できず、年下にもバカにされる中井さんに共感
↓
うはwww 今週の中井さんきめぇwww これはねーよwww
↓
でも俺が中井さんの立場なら絶対こうなるわ… orz ←今ここ
第二のしまぶーってどーゆー意味？
しまぶー吹いたｗ
エイジ凄いですね。連載開始一年位でアニメフラグとは…中井さんはあれはあれでいいキャラしてますよｗ
そしてラストなんか凄いのキターですね！これから面白くなりそうです。
しまぶーは女子高生の専門家 だっけ？
わざとキモく書かれて貶められている中井さんのほうが、
天性の才能を与えられて性格捻じ曲がっている主人公（＋女２人）たちよりもまだ好感が持てる
しまぶーが手をだしたのは援助交際してる女子高生だったはず……
黒いウワサのある板垣恵介のほうが近いような。
「バクマン。での女キャラはほぼウザイ奴」という法則がついに成立・・・
こういうのに限って「ＴｏＬＯＶＥる」とか「ネウロ」を批判するんだろうなぁ・・・
「少年誌に載せる内容ではないと思いました 夢がないという意味で」は正直ネウロ批判じゃないかとしか思えませんでした。
にしてもここまでサイコー達と敵対する考え方のキャラは初めてですね。
間界野昂次、自分の初印象としては漫画舐めてんのかテメェです。
・・・確かにコイツに負けたくない気持ちは良く分かります。
個人的には今週の中井さんより酷かったです。
島袋さんをいじめないで！！
＞蒼樹紅
マンガが娯楽ではなくアートだと思い込んでそうだな…。（読者目線的な意味で）
＞間界野昂次
何かすげえ小物臭が…ｗ
蒼樹紅は俺の嫁
162 ：名無しさんの次レスにご期待下さい：2009/03/17(火) 12:23:29 ID:791hyAgOO
バクマン....…2 私はいいと思いません。編集部の内情を暴露すれば、読者の夢が壊れてしまいます。
ワンピ .......…3 インペルダウン編は好きじゃありません。少年誌で「拷問」とか言葉だけでも出してほしくありません
ナルト....……4 先週までの物語は暗くて読めたものではなかったですが、父親という希望が出てきましたね
リボーン . …5 今週は登場人物がとても明るくて生き生きしていますね。私は好きです
トリコ......……1 食べるために動物を殺すなんて論外だと思います
ぬらり....……1 少年誌で「BL」とか言葉だけでも出してほしくありません
フープ ..……4 主人公がたくさんの夢を追いかけていていいですね
ブリーチ . …5 アーティスティックで好きです
ネウロ...……3 「シックス」のような夢も希望も持たない登場人物は好きではありません
ぼっけ...……5 感動しました。友情ほど素晴らしいものはないと思います
べるぜ ......…1 どうしても描きたければ青年誌で描くべきだと思いました
銀魂 ………1 「バクマン。」「ワンピース」と同じ感想です
黒子 ………4 夢があっていいと思います
こち亀 .......…1 私は好きではありません。両津のような意地汚い男を少年誌の主人公にすべきではありません
アイシル....…5 今のジャンプで最も夢や希望を感じる漫画です
まるだし ...…0 主人公が下半身丸出しなんて論外です
Ｄグレ....……5 アーティスティックで好きです
スケット......…4 非常に心暖まる物語でした
サイレン....…1 夢も希望もない世界観が好きではありません
とらぶる ...…5 華やかで、少年の夢が詰まっていていいと思います
ジャガー....…3 漫画で友情が深まっていくなんて素晴らしいです
総括 ………3 夢がない漫画はいいと思いません
うめてんてーを連想したのは俺だけなのか
自分は評価をしてるとっしーさんとは全然合わないことが分かった
間界野昂次のモデルって忍たま乱太郎に出てくる魔界之先生のモデルになった馬飼野 康二ですよね。多分。
ミュージシャンだし名前も一緒だし。
蒼樹さんは少年誌というか「少年」に変な幻想抱いてそう。
マーガレットではファンタジーやっちゃいけない決まりでもあるのかな？
マーガレットでやればいいのに。
>>2009/03/17(火) 21:29:09
ワロタ
明らかにサイコーの体にガタが来てる伏線には触れないんだなー
>蒼樹紅
アーティスティックとか言っちゃう辺り少年漫画には向いてないような…
>うめてんてーを連想したのは俺だけなのか
ノシ 名前的にもかなり意識してると思う
あとマカイノはたしか忍たまでも出てましたねー
こっちの彼はDAIGOあたりを意識してるようにも見えます
新連載も順番関係あるのかな？